家呑みしかしてない

一人で家呑みしてる人間の気ままな酒のレビュー

ベルチングビーバー ハードセルツァー3種飲み比べ Belching Beaver, Hard Seltzers

ベルチングビーバー、ハードセルツァー3種を並べた写真

3匹のムキムキビーバー、パッケージはなぜかパイナップルアンドマンゴーのみシールとなっております

仕事や私生活の変化によって長期間更新が出来ませんでした…更新頻度は落ちると思いますが今後も記事を上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

さて、今回はビールではなく以前紹介したベルチングビーバーの「ハードセルツァー」を再び紹介したいと思います。ハードセルツァーとは何ぞや?という方は是非、前回の記事を参照してください。

ienomibakkari.hatenablog.com ベルチングビーバーからは現在3種類のハードセルツァーがラインナップされており、前回はその中で私的に一番おいしそうだなーと思った「パイナップル&マンゴー」を飲みました。ただ、残りの2つも中々に気になる味なのでこの際飲み比べてみよう、というワケです。

その3種の味ですが

パイナップル&マンゴー(前回飲んだやつ)

ラズベリーブラックベリー

パッションフルーツ&グァバ

となっております

ラズベリーブラックベリーなんかも凄く美味しそうですし、パッションフルーツ&グァバなんかは台湾のティースタンドとかにありそうな組み合わせで結構気になる感じです。それでは早速飲んで行きましょう

 飲み比べの結果は意外にも…

右から、グラスに注いだパッションフルーツ&グァバ、パイナップル&マンゴー、ラズベリー&ブラックベリー

右からパッションフルーツ&グァバ、パイナップル&マンゴー、ラズベリーブラックベリー (テイスティング用のグラスが足りなかったので一つは普通のグラスで)

それでは早速飲み比べていきましょう

まずは香りを確認します

パイナップル&マンゴーから
飲むのは今回で二度目です、印象としてはパイナップルの方がよりハッキリと感じられます、パイナップルの缶詰を薄くしたような香り。それに比べるとマンゴーの香りはやや控えめ。ただ、まったりとした甘さはマンゴーによるものかなと思わせます。

次にラズベリーブラックベリー
両方のベリーとも、これまでそれ自体を単体で食べたことが恐らく無いので、香りについては何とも言えず…ですが他の2種とも全く違う香りがしています(当たり前か)。
ブドウやらブルーベリーなどなど、所謂「ベリー系」と言われているモノで今まで食べたことのあるものとも異なる香りです。個人的にはグラソービタミンウォーターのXXX(トリプルエックス)にかなり近いと感じました、あれもブラックベリーが基本の味わいになっているようです。甘みの中に若干赤ブドウのような渋み成分を感じます。

最後にパッションフルーツグアバ
こちらはパイナップル&マンゴーに比べると、甘さは感じさせますが切れがあってすっきりとした印象です、パッションフルーツの甘い香りに対してグアバの清涼感を感じさせる香りが全体をキリっと引き締めています。
あのグアバ茶の独特な渋みを感じさせる香りとメントールのようなスーッとする清涼感をしっかりと感じますね。

正直、買う前は興味を惹かれるものの「どうかなー」と思っていましたが、実際に香りをかいでみるとかなりいい感じです、正直おいしそう。なんだか台湾のティースタンドにあるような感じですね(2回目)。

三者の色の違いですが、上に示した写真を見ての通り、パイナップル&マンゴーとパッションフルーツグアバは殆ど見た目は変わりません。実際見比べてみましたが見分けられず、ただパイナップル&マンゴーのほうがやや緑っぽい?かもしれません。

では実際に味比べをしてみましょう。

パイナップル&マンゴー
前回と印象は変わらず、香りは非常に濃厚でしたが、やはり味わいは非常に軽いですね。今回は食事後に飲み始めたためかさらに薄味に感じます。ただ、その中でも僅かな渋み苦みが感じられます、非常にドライで後味はさっぱり。

ラズベリーブラックベリー
こちらもやや甘さを感じますがすっと消えていきます、味わいが引くのが早く、三者の中で最もサッパリしていると感じました。

最後にパッションフルーツグアバ
こちらはパイナップル&マンゴーと比べて味わいがしっかりと感じられます。
パッションフルーツの甘さとグアバ茶の味わいが感じられてパイナップル&マンゴーよりも好印象です。ただし、あくまですっきり、さっぱりとした味わいです。
意外にも、三つの中では最も味わが濃く感じました。

お勧めはパッションフルーツグアバ

さて、飲み比べた結果ですが
意外にも前印象では最も期待していなかった、パッションフルーツグアバが最も美味しいと思いました。
とはいえ、他の2つが非常に薄味なので、今回の飲み比べにおいては単純に「最も味わいを濃く感じた」と考えた方がいいのかな?と思います。ただ、三つとも香りについては申し分ないです。

味わいの濃さとしては
パッションフルーツグアバラズベリーブラックベリー=パイナップル&マンゴー
で、おいしさに関してもパッションフルーツグアバが最もおいしく感じました、ただし、味の濃さを同等に出来るならパイナップル&マンゴーが美味しいだろうな、とも思います。

国内で製造販売を一部開始、ハードセルツァーは日本に浸透するか?

さて、今回はベルチングビーバーのハードセルツァーを飲み比べました。

実は、飲み比べ自体は数か月前に行っており、記事を書くまでに結構な時間が経っております。

それまでに幾つかお酒関係のニュースを見たのですが、その中に「某有名メーカーがハードセルツァーを販売」という記事がありまして、何ともタイムリーというか。波が来ているというか(単純に検索したからサジェスチョンで来ただけですが)。

という分けで、前回の記事から今日までに、意外にも日本国内で限定的ではありますがハードセルツァーが販売されるということになりました。記事を見てみるとどうやら国内生産のようで、価格は150円となっていました。

こうなると完全にチューハイとほぼ同クラスの価格帯になりますね。ただ、気になるのは原材料が「スピリッツ」となっていること。ビーバーの缶には醸造アルコールであることがしっかりと明記されていたので、そこが異なってくるとどうなんだろう?という気がしないでもないです。(とはいえ、日本の酒税法ではその辺の扱いを分けていなので何とも判らない所ではあります。)

最近久々に缶チューハイを飲むことが有りまして、その時ふとこのビーバーのハードセルツァーを思い出しました。味わい的にはやはり似ているところがあると思います。(無味に近い酒にフルーツで味わいをつけるので当然)

価格も同じで、味わいも似ているとなると、どうやってイメージで差別化するのかが非常に重要になりそうです、健康ヘルシーなイメージをしっかりと印象付けられるのか?それともおしゃれイメージで行くのか?

こうなってくるとお酒自体というよりも、販売戦略の話になって来ますね。さて上手く国内で浸透するのでしょうか?一酒好きとして今後もたまに気にしていこうかと思います

 

気づくと3千字近くなっていました、今回はビール以外ということでやはり評価なしです。また次回よろしくお願いします。

 

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