ヤッホーブルーイング トーキョーブラック TOKYO BLACK
TOKYOの名を冠した本格ポーター
本日の一本はヤッホーブルーイングのトーキョーブラック
最近はポーターやスタウトが気になっていて色々と飲んでいきたいと丁度思っていたところ、そこに来てヤッホーブルーイングから出ていると知ったので試さずには居られないというもの。
さて、どのような出来になっているのか。
本場イギリスのポーターを目指した本格派
自分自身はイギリスに行った事も無ければ輸入されたポーターも飲んだことが無いので比較出来ないのですが、なんでもヤッホーブルーイングのHPによれば本場イギリスのポーターを目指したとの事。やはり同社らしくこだわって作っているのを感じる。
アルコール度数は5.0%、それでは飲んでいきましょう。
香りと外観
先ずはグラスに注いだ外観から
色はややブラウンががかった黒で、これまで飲んだ黒ビールと同じく全く光は通らないくらいの黒色。
泡は白が混じるような感じであるものの濃いめのブラウン、量は少なく持ちも良くないが見た目はおいしそうに見える。
缶の飲み口からは、ややアルコール臭に交じって鉄っぽい匂いを感じる…
グラスに注いだ状態で嗅ぐと、チョコレートとコーヒー、所謂黒ビール系でよく言われるような香りがして来ます。麦茶の香りもするし、モルトの甘みから来るのかビスケットのような甘い匂いもする。
やや意外な味わい
一口含んだところ、意外な事にアルコールをややきつく感じた、その後は苦味が長く続く。
匂いで感じたようなモルト感も口内では薄く感じ、全体の味わいについてもその影響が出ているのか、期待していたよりも味に厚みが無い。
久々にビールで感じたアルコールのきつさ、「正直苦手だなぁ…」と思ってしまった。
他に風味に関しては感じること無く飲み終わってしまった。
まとめ
まず前提として、自分はギネスのオリジナルエクストラスタウトが非常に好きなのでそれと比較しての感想になっている。
ギネスのスタウトと比べると、味の濃厚さや口当たりのクリーミーさが特に欠けているというか弱いというか、なんというか…
最初にも書いたが自分はイギリスのポーターと言うものを本場で飲んだことも無ければ輸入されたものを飲んだ事も無い、もしかしたらこれが本場のスタイルで、自分では感じ取れない素晴らしい部分があるのかもしれない。
色々と他のポーターやスタウトを飲んだらまた試してみるかもしれない。
容量は350mlで、価格は300円程度
総評
個人評価(最高★5)
苦さ:★★★ 強くも弱くもないが長く続く
ホップ香:★★ 主張するようなホップ香は感じなかった
モルト風味:★★ 匂いからは感じるが、味わいとしては弱い
甘さ:★★ あまり感じなかった
価格:★★ 今回の感想だと他のビールを勧める
お勧め度:★★ 今回の感想だとギネスのオリジナルエクストラスタウトを買うことを素直に勧めます