ロストコースト ピーナッツバターチョコレートミルクスタウト LOST COAST, Peanut Butter Chocolate Milk Stout
今回は牛さんの絵が印象的な「ロストコースト」の「ピーナッツバターチョコレートミルクスタウト」です。
そう、例のビーバーのピーナッツバターミルクスタウトの影響によって同種のビールに目のない私は店頭で発見して懲りずに即ゲットした次第なのです。(今のところ一勝一敗)
さて、醸造所であるロストコーストですが既に詳しく説明されているサイトも有りますのでここでは割愛させて頂きます。
パッケージには注目を引くホルスタインの絵が描いてあります、何とも愛嬌が有っていいですね。口周りに生えている髭もしっかりと書き込んであるあたりにこだわりが見えます。
さて、ピーナッツバターミルクにさらにチョコレートがプラスされたこのビール、如何ほどでしょう?
チョコレート、ピーナッツバターに加えてホップ香もしっかりと感じる
それでは何時ものごとく、開けた瓶の口から香りを確認してみます。
開けた直後は一瞬、普通のビールのようなホップの効いた爽やかな香り、少しすると濃厚な甘いチョコレートの香りが立ち上がってくる、スタウトらしくローストの効いたモルトの香りも感じます。
グラスに注ぎます。
漆黒に近いが僅かに光を透過する、ややオレンジの強い黒色
泡立ちは中々に良く、きめの細かいブラウンの泡が立ちます。が、すぐにリングを残して消えてしまう。
香りはアルコール感がなかなかに強く、ベルチングビーバーよろしくピーナッツバターの香りが十分に感じられますが、その一方でホップの香りもしっかりと感じます。
予想外のキャラクターに驚き
口にすると意外にも甘さが少ない軽い飲み口に驚き。甘さよりもロースト香や苦みの存在感が強く、予想していたキャラクターとのギャップに正直戸惑いました。
口当たりは思いのほか炭酸が元気がよくその印象で占められてしまう。その後、苦みとロースト麦芽の風味、そこにやや甘みも感じられますがそのままフィニッシュに向けてフェードアウトと言った感じ。思ったより全然おとなしい普通のスタウト。
飲み進めて行くうちに香りに慣れてくると、むしろ少々パンチの足りない普通のスタウトにも感じてしまう、うーん
ビーバーを超えるものはあるのか
ということで、残念ながら正直言ってしまうと期待外れでした。
ピーナッツバター風味はあまり感じられず、肩透かしを食らった気分となりました。
果たしてビーバーを超えるものは現れるのか?
今後も同系統のビールが有れば試していきたいと思います。
総評
苦さ:★★ しっかりと存在するが強くは無い
ホップ香:★★ 香りからは感じるものの、あまり存在感は無い
甘さ:★★★ 香りは甘いが味わいとしては期待したほどではない
価格:★★ 多分もう買うことは無いだろう
お勧め度:★★ パッケージの絵が可愛くて欲しくなったら買ってもいいかもしれません
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